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八田南之町 泉州物語に掲載!

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長承寺新調だんじりに刺激され、何気にブログ更新を再開してるひろたみです。
 

もう皆さん、手にされた方もいらっしゃるかと思いますが、ここ泉州地方に於いて月間3万5千の発行部数を誇る、泉州物語(旧Tomotos)の6・7月合併号にわが町、八田南之町を特集して戴きました☆
 
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手前味噌記事ですが、宜しくお願いします。
 
 
3月のある日、日頃お世話になってます佐野の大物経営者N氏より、掲載せーへんか?とのオファーを頂きました。
 
さっそく町に問合わせたところ、返ってきた答えが『やっときたか~☆』って感じで、待ちわびていた様子(笑)

二つ返事で了承を得て、段取りを行ってました。
 
 
 
 
じゃあ今週でも寄ろか~で集まったメンバーは自町でも相当“好っきな”面々!
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編集部のF氏を交えての打ち合わせには、既に原稿の草案も準備されてました。
いつかあるやろ~と思い数年前から準備していたとか(笑)
恐れ入ります(^_^;)。。
 
そんなこんなで話しも早く、小一時間程で終了したという、我が処ながら気持ち悪い村です(笑)
 
 
表紙には自慢の見送り周辺の写真を掲載!
 
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載せて戴きたいモノやコトが沢山あったのですが、記念誌を購入くださった方に失礼のない様に、抑えるところは抑えた掲載内容となってますm(_ _)m
 
 
 
 
読者プレゼントの準備もあったのですが、準備したタオルが余りにもショボくて、急遽パンフレットと抱き合わせにして何とか(汗)
 
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結局、新調記念DVD×3本に新調記念誌1冊という、豪華プレゼントとなってます☆
奮ってご応募くださいます様、お願いいたします。
 
 
発行にあたり、声を掛けてくださったNさん、色々な無理を聞いてくださった編集部のFさんをはじめ、写真の提供など多くの方々のご協力を頂き、完成いたしました!
 
町にとっても、良い記念となりそうです☆
 
ネット上ではありますが、お礼申し上げたいと思います。
 
ありがとうございました!
 
 
 
 
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癸巳(みずのとみ)を振り返る

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大変ご無沙汰しております。
 
師走の慌ただしさに、なかなか落ち着かない季節ですね。
厳しい寒さもまだまだ続きそうです。
皆様、何卒ご自愛下さい。
 
 
今年も去年に引き続き、この一年間で更新した記事について自身の振り返り旁々、一言添えて改めて紹介させて頂きます。

と、いう事で去年のまとめ記事はコチラ
壬辰(みずのえたつ)を振り返る

 
ブログ更新についても、後半失速気味なところもありますが、ひろたみブログとはまぁこんなもんかとご容赦願います。
 
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【1月】
・Q?
新年一発目、どこのだんじりでしょーか?でスタートしました。

・さぁ、頑張っていきましょう!
第61回 八田荘校区駅伝大会のご案内でした。
新年も第62会大会が1月12日に行われる予定です。

 
・またまたぜんざい食べに来て~☆
蜂田神社にて行われる、厄除けの振る舞いぜんざいのご案内でした。
こちらも同じく、新年は1月26日を予定しています。

 
・木綿屋
深井中町にある老舗萬屋のご紹介。
今も健在です☆

・だんじり博士
個人を取り上げた記事なので限定にしてますが、読んで頂けた方の応援をお願いします。

【2月】
・春の気立つを以って也
立春を迎えるにあたり、氏神様の行事をはじめ大和で行われる祭礼についてのご案内。

・節分
毎年の恒例となりつつある飛鳥坐神社の御田祭について。
強烈にご利益を賜ることとなりました。

【3月】
・平成二十五年度 TOP
ここにきてブログのトップページを見直しました。
自町見送り内に再現されている筥崎八幡宮です。

【4月】
・愛知県で山車祭り参戦!
タイトル通りの参戦です!
貴重な経験をさせて戴きました☆

・曳き初めの日
山車祭り参戦に備え、試験曳きを観に行った時のレポです。
半分は知多観光でした。

・世楽車曳き初め(常滑地区 瀬木字)
その曳き初めの様子を拝見し、カルチャーショックを受けてきたレポになります。

【5月】
・憲法記念日の今日は…
バカボンのパパと同じ、41歳の春を迎えた自身の誕生日を人生の折り返し点と位置づけて。

・大園だんじりお披露目(高石市)
久々のだんじり記事は開師が手掛けた名だんじりでした。

・過去の過ち…
言葉の思い込みを取り上げた、ちょっとしたつぶやきでした。

 
【6月】
・新在家だんじり 大修理お披露目曳行
ここでまた、ひと月近く間が空いて大修理を終えただんじり記事です。
こうして振り返ると、今年は沢山の方々とお会いできたな~と、出会いに感謝してしまいます。

【7月】
・堺市久世地区高山だんじり 大修理お披露目曳行
ここでも多くの方にお声がけ頂きました。
この頃の暑さは、もう遠い記憶ですね。。

【8月】
・トミーと…
今、読み返すのも実は恥ずかしい記事ですが、多くの達者な方々に刺激されてます。
ブタもおだてりゃ木に登るタイプという事がよく解りました(笑)

・金岡盆踊り(太鼓運行)宮入り
今年も短い時間でしたが、拝見することができました♪
担ぐ祭りに興味を持ってきている自分が居ます。
 
・生かされているということ
“祭”、そして“祀る”をテーマに、ご先祖様が感謝し畏れてきた神様の世界観を。

 
・ノ(´∀`*)ニコ♪
元パステルカラーで活躍していたちぃちゃんが、nicoとしてソロで再出発したPR記事です。
今は泉州・堺ご当地アイドルのユニット“クルミ”を結成して頑張ってます☆

・今に繋がっている昔の話し
太古の昔より引き継がれてきた、日本人の命の起源に迫る様々な学説に触れるちょっとしたロマンです。
正解なんて無いんですから、色々想像してみましょう♪

【9月】
・流木町だんじり新調入魂式
今年の新調だんじりレポ、第一弾!
安心感抜群のだんじりでした☆

・岸和田だんじり祭 試験曳き(その1)
速報的に本場の臨場感をお伝えしたく。。

・岸和田だんじり祭 試験曳き(その2)
さすが、本場岸和田!
このために一年を過ごしてきた人密度が半端ないです。

・貝塚市堀町 新調だんじり
順番が入れ替わってますが、ここでレポ入れてます。
今年は雨のお披露目が多かった気がします。

・岸和田祭 宵宮
こちらもタイトル通り。
何かもっと違った切り口で書きたいんですが、祭礼規模がトンデモないレベルですから、一個人で観て感じられるのはこの程度になってしまいます(汗)
 
・岸和田祭 本宮
台風の接近に伴う大雨が祭礼記録に残りそうな年になりました。
取り急ぎの動画公開な記事です。

・岸和田祭 本宮(その2)
記録的大雨が降り始めるまでの岸和田の様子です。

 
・岸和田祭 本宮(その3)
豪雨来襲も開き直って素晴らしい祭りを奉納されてました。

 
・貝塚市堀町 新調だんじり (続編)
新調だんじりについてのレポです。
高濱師の土呂幕は一見の価値ありでした☆

・八田荘だんじり祭(東地区)試験曳き
自地区の試験曳きレポです。

【10月】
・道之町新調だんじり
吉為工務店の代表作がまた一台、誕生しました!

 
・道之町新調だんじり (追加)
新調だんじりの各所をクローズアップした記事です。

・今年の祭り
自身が参加させて頂いた今年の祭りを振り返りました。
この頃からひと月以上、体調不良に悩まされることとなります(ー。ー)フゥ

【11月】
・神石市之町 だんじり修理お披露目曳行
なかなか更新もままならない中、大正だんじりが生れ変った大修理レポです。

・上神谷地区試験曳き(堺市南区)
泉州式と河内式の曳行が共存している地区の振り返りレポ。

・上神谷の祭りに思う…
祭りの原点を垣間見る事ができたので、書かずにはいれませんでした☆

【12月】
・大澤町だんじり昇魂式
ようやく体調も整ってきてブログ再開です!…という記事なんですが、これっきりでしたね。。
 
この記事です。
 

今年もブログをきっかけに、多くの方々に声を掛けて頂きました!
 
記事に出来てない行事も含め、祭りだけでなく本業のサラリーマン生活の中やPTA活動においてもそう。
このヤフーブログをはじめとする他のSNS、またネット以外でも常に多くの出会いの中で過ごせた様に思います。
 
 
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何かと感動させて頂き、感激し、感謝の気持ちが溢れるほどに、恵まれた一年やったと思います。
 
 
私事では12月5日に女の子が無事誕生し、賑やかな新年を迎える事ができそうですが、なにぶん育児に手を取られ、今年一年お世話になった方々へのご挨拶もままならないまま、とうとう大晦日を迎えてしまってます。
 
 
でも、ここまできたらあとはのんびり。。
宮さんへ御礼参りを済ませれば、ゆったりと新年を迎えます。
 
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最後に今年一年、大変お世話になった皆様へ御礼申し上げたいと思います。

ありがとうございました!
では良い年をお迎え下さい☆
 
 
 
平成25年12月31日

辻中 浩民
 
 
 
 
 
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知多半島の山車祭り

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大変ご無沙汰しています。
あちこちから「ブログ書いてないなぁ~」との声を聞き、大変ありがたくも申し訳ない日々を過ごしていたひろたみです。
 
年末に娘が生まれたので、育児休暇を頂いていたとご容赦願います。
 
 
ちょっとずつカンを戻しながら少しずつにはなるでしょうが、今日から再開致します☆
 
 
先ずは身近なところから。
 
 
 
 
 
この週末は愛知県は知多半島にて、山車祭りが各所で行われます。
 
去年は本厄という巡りもあって、関係者のご尽力の下に常滑市は瀬木字の山車祭りに参戦させて頂きました!
 
流石に今年は参加できませんが、厚くお世話になった方々への御礼も兼ねて、足を運ぼうと思ってます。
 
 
そこで、去年を振り返りながらの山車祭り風景にて拙ブログの再開としたく、アップさせて頂きます。
 
 
先ずはこれを読んで下さっている方は、だんじり文化圏の方が非常に多いので、知多の山車祭りとは何ぞ!?が解るHPを紹介しておきます。
 
 
尾張・知多・三河・東海と実に370輌もの山車が紹介されていますね。
 
その中でこの週末が例祭日になっている地区が恐らくは一番多いかと。
 
見るなら、行くなら今週末です(笑)
 
 
 
 
文字ばっかり書いてますね(汗)
 
ここから写真と動画も織り交ぜて。。
 
 
常滑の山車祭りでは、祭礼日の前日に当番字が神様を町に迎え、初日(土曜日)朝に神社まで渡御を行います。
 
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神様の通り道、塩で清めながらの厳かな行列。
 
 
神社の急階段を上がって・・・
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神様が神社へと帰ってきました。
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きちんと神様をお祀りする祭りが継承されてますね。
 
 
当番字が神輿で宮入りを済ますと、他の字が山車を宮入りさせていきます。
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普段、だんじりを見慣れている泉州の人間には、山車がとてつもなく大きく見えますね。。
 
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山車の追い越し☆
 
 
狭い町内へも入っていきます。
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交代で曳行中の山車にも乗せて戴けました☆
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だんじりの様にガチガチに組んでないので、ゆらゆらと独特の揺れがあります♪
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音の風景も一緒にご覧下さい。
 
本場の伊勢音頭や木遣りやらを曳き唄にして、お囃子とともに町中を曳き回され、こっち地方でいうところの“お花”を戴いたら、“神楽(かぐら)”で御礼をします。
 
大阪の手打ちの様な感じでしょうか。
 
神楽(かぐら)の様子
この神楽、どんな坂道の途中であろうと、一気に駆け抜けたい見せ場であろうと、どんなにしんどくても、どんなに狭い道であろうとも、山車をその方へ一旦向けて、若衆と厄才が満面の笑顔で盛り上げて御礼としています。
 
 
 
常滑では初日に新明社、二日目に常石社へ宮入りを行い、それぞれが例祭となってます。
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夜間曳行は夕方から提灯を付けて。
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お世話になった瀬木字の山車には世楽車(せらくしゃ)と名前が付けられていて、彫刻の他にも幕やからくり人形も非常に見応えがあります。
 
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このお人形さんは“瀬木のおでくさん”と呼ばれ、親しまれてます。
字によっては、お囃子やからくりの演目が無形文化財に指定されているところもあり、組織や練習から非常に厳しい世界も垣間見る事ができました。
 
 
最後に彫刻を少し。
 
これは語るより見て頂きたいです。
 
浦島太郎
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神功皇后
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唐子と布袋(七福神)
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桃太郎鬼退治
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アップで☆キジの奮戦!
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宝物もご覧の通り!
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いかがでしょうか?
お時間許されるのなら、ぜひ一度ご覧になられてはと思い、復活ネタとしました。
 
これだけ間が空くと、何から書いて良いものやらとなかなか書き始め難かったのもあるのですが、ブランクは一旦置いといて、しれ~っと更新しておきたいと思います(笑)
 
書きながらも自分で思うように進まず、まとまらない記事になってる事を感じながら、錆びた自分らしさを磨きたいと思ってますので、懲りずにお付き合い下されば幸いです。
 
 
またひろたみブログを宜しくお願いします(,,´Д`)。。
 
 
 
 
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長承寺だんじり新調入魂式1

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平成二十六年五月六日。
凄いだんじりが誕生しました!
 
堺市は鳳連合、長承寺区のだんじりです。
 
ここまで作り手と施主である町の思いを具現化されただんじりを、これまで余り見たことがありません。
 
実に4年の歳月を掛け、決して振れる事のないあるべき姿を保ちつつ、練りに練られたアイディアを彫師さんと共に実現されました。
 
そんな衝撃的なデビューを飾った長承寺のだんじりについて、何から書かせて頂こうかとなかなか整理が進まずでしたが、ここは王道の時系列に沿った形で、新調入魂式の様子を4回に分けて紹介したいと思います。
 
 
 
 
入魂式前日、だんじり製作工務店を搬出された真新しいだんじりが向かった先は、当該町ではなく、そこから少し離れた電気屋さん。
第二作目となる新調だんじりを棟梁のご実家に据え置き、お披露目が行われていました。
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製作に携わった方々に町の方々が餅を搗き、祝杯を挙げられてました。
普通は入魂式を迎えるまでは、部外者の目に触れる事も抵抗があったりします。
 
ところが町風もあるのでしょうか。
大工棟梁との信頼関係の証なのでしょうか。
 
我々一般の見物人にまで、準備されていた駐車場へ案内してくださり、自由にだんじりを見せて頂き、更には写真撮影まで「どうぞどうぞ!」と快く歓迎されてしまいました。
 
これが鳳・長承寺区!
懐の深い、粋な町です☆
 
この場にてだんじり本体を隅々まで拝見!
冒頭に述べさせて戴いた様に、凄いだんじりです。
気がつけば約2時間半、だんじりに張り付いてしまってました(;´д`)。。
 
その詳細については、また後ほど。。
 
 
 
そして迎えた入魂式当日。
 
 
現地に到着した時には既にトラックから下ろされ、長承寺の町へと向かうところでした。
新しい纏に先導されながら、遠くの角をゆっくりと曲がってきます。
 
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だんじり本体は町の粋なはからいで、前日に穴が開くほど拝見しています。
 
だんじりの曳行も自地区との交流がある町のため、知らない訳じゃない。
 
この日はとにかく新しいだんじりを迎える慶びを感じたく、その雰囲気の中に身を置く事を目的に、鳳へと足を運んでました。
 
そしてもう一つ。
このだんじりが新調請負の第一作目、デビュー作となる地元出身の彫刻師、前田暁彦師の感涙を写真に収めたいとカメラを持参していました(^_^;)。。
でも、そんな場面にうまく居合わせられるんやろか・・・と思った矢先。。
 
 
 
 
 
 
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もうイキナリ号泣されてます゚(゚´Д`゚)゚
 
鳳地区の中心を一直線に横切る小栗街道に向かうだんじりに乗り、長承寺の町へと入るこの場面。
万感の思いとはこの事でしょうか。
 
堪らず貰いそうになりながら、だんじりを追いかけました。
 
 
その小栗街道に入ってすぐのところにだんじり小屋があり、その前に一旦据え置かれます。
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美しい姿見。
唐破風の見事な曲線は、時に力強く、時には艶やかに見る者の心を映します。
 
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堂々とした存在感。
 
長承寺の顔とも言える、細かな波濤を幾重にも重ねた懸魚は健在!
豪華な入母屋造りに相応しく、千鳥に割り振られた尾垂木。
それらは枡合上部の桜の彫りで一層引き立てられます☆
 
組物の間隔も泉谷工務店の一作目、和泉市寺門のだんじりと比べて少し広い様に見えました。
写真では前旗で見えてませんが、隅出すを小さく下一つだけにして、組み上がるラインの邪魔をしない様に工夫されているからか、実寸以上に大きく広がって見えています。
 
 
 
次の出発までしばらく時間があるという事で、先ほどの前田師にも来て戴き、記念撮影(*´∀`*)。。
 
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安堵の表情を浮かべておられました。
親方、おめでとうございます!
 
 
宮入りへ向け、各団体が準備を整え始めた頃。
一足先に神社へと向かい始めます。
 
狭い街道に商店街を抜ける一直線の道では、一度だんじりに追い越されると追い越せないのです。
しかも北進、このギャラリーの中ではほぼ不可能でしょう。
既に多くの方々が神社へ向かわれてました。
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参加者も見物人も、とにかく人が多い鳳の祭りを彷彿させる景色です☆
 
 
 
先回りをしていたのですが、あっという間にだんじりが迫ってきました。
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纏に先立って、二本の幣束(ヘイソク)が先導しています。
新調入魂式ですね~☆
 
 
宮入りのシーンは動画でまた後ほど。
鳥居を潜り、鳳の杜を行くだんじり。
 
前には大工棟梁、泉谷師(右端)と彫師、前田師(左端)が乗られてました。
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この日の感動は胸に深く刻まれた事でしょう!
まだまだ若い両師、今後の活躍に期待が高まります。
 
 
その噂のだんじりを一目見ようとギャラリーもどんどん膨れ上がってきてます。
自分もその中のひとり(^O^)/
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先ほどの幣束がだんじりの一番高い位置である、箱棟に取り付けられました。
 
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快晴に恵まれ、青い空に映えてます。
微塵の穢れも感じない風通しの良い空気の中、清々しく入魂の儀が執り行われます。
 
 
 
 
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つづく
 
長承寺だんじり新調入魂式2はこちら↓ 
 
 
 
                            .

長承寺だんじり新調入魂式2

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つづきです。
長承寺だんじり新調入魂式1はこちら↓
 
 
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和泉五社のひとつ、大鳥大社の摂社のひとつである大鳥美波比神社での入魂の儀。
 
 
ぉおーーーーーー。という警蹕(けいひつ)とともに、先代だんじりから与った町民の魂が新しいだんじりに降ろされます。
 
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多くのギャリーでごった返す中でも、静かな時が流れる神社の不思議。
 
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緑に映えます☆
 
 
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だんじり本体だけでなく、装飾にも様々な工夫が凝らされてました。
 
 
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天候にも恵まれたこの日のこの時間。
入魂の儀も無事終わり、町の方をはじめ、皆さん晴れ晴れとした表情を浮かべられてました。
 
 
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さぁ、これからお披露目曳行が始まります!
 
 
 
 
 
 
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境内でのこのシーンは鳳のだんじりを見るのに外せなくなりました。
 
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大工方の法被、ええ色ですね☆
個人的には宮出のやりまわしより、鳳太鼓とともに石畳の上を緑を背景に曳行されるこの場面が大好きです。
 
 
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花束が贈られ、お祝いされます。
 
こういったちょっとした場面でも長承寺という町の和気藹々とした雰囲気を感じられるんですよね~。
 
 
 
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青年団も走り放し!
狭い街道を北へ南へ力の限り曳き倒してました!
 
 
ここでデジカメで撮ってた動画です。
 
鳳太鼓に聞き惚れました。
リズムはちょっと違うけど、自地区でも昔は似た旋律やった気がします。
今も大切に継承されているところが、鳳のええとこです!
 
だんじりの挙動としては綱中が負けた原因もありますが、前振りのだんじりに見受けられます。
 
自町もあえてそう造りましたが、特に前梃子さんにとっては楽しくて仕方ないだんじりでしょう!
 
ただ、やはり振り易いので狭い道では注意が必要ですね。
 
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連合の各町に温かく迎えられてました☆
 
これから孫子の代まで引き継がれていくだんじり。
安全曳行でええ祭りを重ねられる事を祈念致します。
 
 
次は本体について、感じたことを少しレポしたいと思います。
 
 
 
 
 
 
つづく
 
 
 
 
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長承寺新調だんじりについて1

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平成二十六年五月六日 新調入魂式
 
地車製作 泉谷工務店 棟梁 泉谷浩文
彫物製作 木彫前田工房 彫師 前田暁彦
 
 
上記両師が中心となり完成に至った長承寺区の新調だんじり。
 
正に見所満載で抜群の完成度を誇れるだんじりです。
 
そのだんじりについては既に多くのブロガーさんが取り上げられてます。
 
中でも秀逸な記事を紹介させて頂きます。
 
やはりダントツです。これは外せないでしょう☆
 
カマキリの話しをはじめ、町に対する心の近さを温かく感じ得ます。
 
ブランクを感じさせない編集力は脱帽です。
切り口も素晴らしいですね!
 
どれも詳細に迫った観察力と解析力に勉強させられます!
 
この様な素晴らしい記事を前に、今更感は否めませんが自分もちょこっと見て感じた事を書き記しておきたいと思います。
 
 
では、さっそく。。
 
深く細かく仕上げられた懸魚の波濤は、入魂式記事にも書かせて頂いた様に、長承寺の特徴として、違和感なく拝見できますね!
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車板は小屋虹梁と一体型で下部の錫杖が入る部分には龍神が浮き彫りされてます。
 
桁鼻にもこぶしや獣頭ではなく、車板の題材に合わせた八百万の神で人物もの。
前に張り出した桁に沿うような角度にした見せ方はこれまでにない斬新な考え方ですね!
 
枡合上部の左右に小さな化粧枡組を組み上げ、その間には前後に大きく出し入れされた桜花の彫物。
このぐちゃぐちゃ感が、だんじり全体にある彫りで埋め尽くされている印象にも一役買ってると思います。
 
そこに大北町の小屋根平を思わせる様な虹梁の丸み。
枡合からの土辺の張り出しは、それを活かす様に優しい丸みを帯びて彫られてました。
 
このアーチは大屋根後面の二重枡合に付く虹梁でも用いられ、葺地や懸魚の持つ丸みと相互関係を築いている様です。
 
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そしてだんじりを形造る上での最も重要な屋根周り。
 
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言わずと知れた総割付けの扇垂木は寺門と同じ平に44本、正統な偶数割付けになってます。
つまりは直角に付いてる垂木は一本もないという事です☆
 
寺門との相違点といえば、背返しで割られた寺門に対し、このだんじりでは木間返しといって、垂木の縦横が同寸で細工され、更に長承寺の方が枡の間隔は少し広く取られている様です。
 
その分外への張り出しが大きくなってるのかな。
尾垂木は短い目の寺門に対し、長い目の長承寺。

控え目な隅出すは両町共通ですが、長承寺は前述した様に下の一段のみ。

横槌は同じですが、間の大桝が入るところに長承寺では鬼斗になってますね。
枡合部分で桁を切ってないので、下がりのないパターンはこれも両町共通。
総割付けの垂木の美しさを引き立たせるのはやっぱりこれでしょう!
 
形造る全ての要素が、相互に干渉し相乗効果を生んでいる様ですね(*´∀`*)。。
 
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そこに彫りの彩りが加わるんですから、そりゃ見応え出てきます♪
 
この写真にある龍首の尾垂木ひとつを取ってもひとつのアイディアが見て取れます。
 
普通、尾垂木に龍が入る場合は下から見上げると、蛇腹が目に入りますよね。
 
長承寺の先代だんじりは尾垂木の無いだんじりやったためか、施主側があの蛇腹に抵抗感を持っていたそうです。
 
それを耳にした前田師は、写真にある様な下に雲を抱いた形で見本を作製し、満足を得たので採用した、との話しを聞かせて戴きました。
 
 
 
そういったデザインの話しもあれば、こちらは細工について。
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実際にご覧になられた皆さん、この枡合の前に付けられている転んだ武者。
 
どうやって取り付けられているか解りました?
 
自分は何度眺めても、宙に浮いてる様にしか見えませんでした(^_^;)。。
誰かご存知ならご教授願いたいですね~。
 
非常に興味深い細工です☆
 
 
 
 
視線を下へ移しますと、多くの方が取り上げられている様に曳綱環の取り付け。
 
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これもど肝を抜かれましたね!
 
大北町の瓢箪や貝塚久保町の三つ巴紋の様な細工は流行りつつあるんかな~と思っていたのですが、こちらは全く発想が違いました。
 
そ、それを彫る~?!
 
無いものを付けるのではなく、有るものですから素晴らしい!
 
 
 
続いて腰周りです。
 
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上下の縁板と踏板に伊勢込みをはめ込み、直線のアクセントを出してます。
 
犬勾欄も土呂幕と連動させた彫物になってました。
 
ぱっと見は三段の腰なので、間延びを防ぐために勾欄の細工に目を惹かせてます☆
 
派手立った勾欄に仕上げているので、色の木は使わず、更には番号持ちも付けない事で、全体がごちゃごちゃと目移りし難い工夫がされてるんですね!
 
単にあれもこれもと何でもかんでもやってしまうのではなく、魅せたい部分を引き立たせるための取捨選択がされた、良い見本となるでしょう。
 
 
そんな絶妙なバランスの中でも、凝った細工があちこちに散りばめられてます☆
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土呂幕と松良の接合部分に注目です!
 
土呂幕側の部材が松良に深く被せられてます!
これは寺門でも採用されてましたが、更に深く大胆になりましたね☆
 
彫師さんもこの被せる部分に何を彫るのか、悩んだのではないかと思います。
 
せっかくの木造りなんで引き立たせたい反面、部材の厚みがそれほど無いので、彫れるものや表現する方法が限られてくるそうです。
 
この“被せる”という細工、このだんじりのポイントでもあります。
部材の合わせ目が何気に被ってる箇所が沢山見受けられましたが、これも大工さんの木造り段階で決めておかないと実現しない細工なので、どこをどうして何を彫るかの意思疎通がしっかり出来ていた証拠でもあると思います☆
 
最後に腰周りについて・・・。
 
巷では腰周り三段と呼ばれる組み方ですが、明らかに縁葛と大連子が割り付けられてますよね☆
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施主さんや大工さんが何と言おうと(笑)これは縁葛と大連子の一体型であり、結果的に三段なだけかと解釈しています。
 
この松良に取られた縁葛の段に、大工さんの拘りを感じてしまったのは考え過ぎでしょうか。
 
何れにしろ、目を惹く細工の下にはだんじりとしての基本形を崩さないという拘りがあちこちに見え隠れしてる気がするだんじりです。
 
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どうにでも崩せる部分と絶対に譲れない部分が何かを遡れば、それはやはり建築にあるのかと思います。
 
建築物としても矛盾させず、祭礼の道具としては化粧的な細工で魅了する。
 
そんな作り手の強い意思を感じるだんじりでした。
 
 
 
今回は文章長いですけど、なかなか表現できる写真がないので辛抱願います。
 
 
 
ここまで読んでくださった皆様、拙い記事にお付き合い戴き、ありがとうございます!
 
次はいよいよ最終回です(笑)
 
 
 
 
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長承寺新調だんじりについて2

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お待たせ致しました!
いつまでも放置できないので、鮮度あるうちに宣言通りの第四回目のだんじりレポを書かせて頂きます。
 
 
多くの方から“次まだか~”って声を掛けて下さり、嬉しい限り!
頑張ってみたいと思います。
 
 
先ずは泉谷工務店のだんじりとして、確認したかった箇所。
ここを何気に注目した方は、大工仕事に目を光らせている“目の肥えた方”でしょうね。
 
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下から組み上げた部材を上から組み押さえる。
安心感抜群の完成度で進化を遂げてます☆
 
こんな事書くから“ひろたみ節”とか言われるのかも知れないですね(笑)
 
 
 
 
何よりもどの部位よりも目を引いたのが、この見送下の腰組ではなかったでしょうか。
 
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縁板を持ち上げる発想は今までに無かったですね。
下げた枠肘木が造る曲線が、縁葛と一緒に持ち上がる事で一層引き立てられてます。
 
この腰組、下だんじりには初の試みになる組み方ですが、大型で有名な北河内型では一般的な細工になります。
 
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(千鳥会さんより引用)
 
変わってるな~って声もよく耳にしましたが、建築物としても何ら間違いのない、まただんじりとしても型体は違えど一般的なものを取り入れられてました。
 
それにしても、ここの曲線の使い方と発想は大工さんと彫師さんがコミュニケーションを密にした真骨頂ですね!
 
何でもこのアイディアを具現化するために、試作を組んでイメージを膨らませたとか。
このだんじりに対する思い入れと心意気を感じる仕上がりです☆
 
縁葛を通常よりも奥へ組み、縁板を張り出す事で組みの奥行きができ、その奥行きを活かす彫物として、鯱と大きな雲型のこぶしが選択されてます。
 
あっさりと、でも上質な菊水の縁葛。
黒地でコントラストをはっきりさせた縁板が描く曲線美はこのだんじり全体のアクセントにもなってます。
 
他にもそういった形の“流れ”の様な表現は大工仕事と彫物図柄の両方に、その美しさを見ることができました☆
 
部材の曲線美、花鳥の羽ぶりや枝ぶり、波や雲・・・
 
また実際に見る機会があれば、そういった観点でも注目してみて下さい!
 
 
その代表的なポイントは恐らく小屋根の台輪を中心とした、この部分ではないでしょうか。
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当日、現地でもご一緒させて頂いた方と、その都度何度も眺めては感心していた細工になります。
 
前回記事でも少し触れた“被せる”という細工。
虹梁の木造りでヘタを残して、台輪へ被せてます。
 
その台輪は厚みのある地彫りで、桜花が浮き彫りで表現されてます。
 
その台輪には上から、枡合の土辺が被さってきてますね!
 
何が凄いって、彫った後でしか組めないんですよね。。
 
そんな部材を彫師さんは、彫り残すところの互いの相関を確かめながら、下絵を描いた事でしょう。
 
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台輪の隅にクローズアップ。
大脇物見と小屋根木鼻、虹梁が浮き彫りされた台輪と複雑に絡み合ってます。
 
台輪の妻と平との合わせも完璧!
ため息の出る素晴らしい仕事をされてました☆
 
 
 
ここまで被せる細工を取り入れるなら、もちろんここは外せませんし、外れてませんでした(^_^;)。。
 
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大脇の兜桁への重なりは自町でも採用しましたが、とても繊細な彫刻がされてました。
 
その彫りを邪魔しない様に、兜桁の伊勢込みは薄めで控えめになってます。
 
でもそれだけに終わらず、伊勢込みの裏地には黒檀で締めるところが、このだんじりの“ここまでやるか~!”の高い完成度なんでしょうね。
 
 
だんじり全体として彫物の奥に赤幕を貼った箇所は少なく、ところどころのポイントを黒で締められてます。
 
 
 
 
それは上記の伊勢込みの様に黒檀が主に使われているのですが、見る限り2箇所はそれ以外の材料で黒を演出されてました!
 
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それはこの見送り天蓋と土呂幕の筒柱が裏にくる一枚の箇所になります。
 
写真の容量が足りず、お見せできないのは残念ですが、この黒幕・・・
 
なんと、長承寺の法被の素材を貼り付けてました!
 
自町で新調しただんじりとは、正にこんなだんじりを云うんでしょうね。
 
その思いが、グッと伝わってくる拘りでした。
 
またこの天蓋、当初は彫物を入れてたそうですが、この見送り周りの全体像が見えてくるうちに、どうもバランスが悪くなったそうで。。
 
せっかく彫ったけど、この化粧垂木に変更したそうです。
 
何という拘りでしょうね!
 
しかし、納得の出来栄えです☆
 
 
 
 
他にも凝った細工として、個人的に気に入った箇所を。
 
大脇物見の襖、走ってるうちに振動で開いたり閉じたりする自動(笑)やそうです☆
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こんな遊び心の職人芸を、どちらかといえば脇の部材でも取り入れられるところが、前田師が請け負ったから出来たであろうと思わせる細工でした。
 
 
あとはこれ、魚を掴んだ鳥が弓で射られた場面。
どこか解りますか~(笑)
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また機会があれば、探してみるのもオススメです☆
この鳥、ヒモで吊られてピロピロと動いてます♪
 
こんな(・□・;)オッ!・・・って思わせる細工も大好きなんです。。
 
 
 
どや!これが泉谷工務店&前田工房の総力作!と誰もが認めざるを得ない、名だんじりが誕生しました。
 
泉谷工務店として2台目の新調は前田工房として初の総請負。
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若い職人さん達が知恵を絞って魂を込めただんじりは、拙さを微塵も感じず、完成度の高さを誇れる名作となったと思います。
 
以前コメントした事があるのですが、同じ前田師でも、棟梁が違えば同じだんじりが実現しないであろう事。

泉谷棟梁でも、彫師が違えば実現しないであろう事。

更には同じ泉谷工務店&前田工房で同じだんじりを発注しても、二度と同じレベルで出来ないであろうと思わせる程、渾身の仕上がりになってるところが良いと思ってます。
 
そこには、施主の理解と信頼も大きな要素として影響した事でしょう!
 
 
それでも若い親方お二人です。
次回作のハードルは高く上がったでしょうが、それ以上にまた何かをやってくれる予感がします。
 
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4回にわたって書かせて頂きました長承寺の新調だんじりレポ。
 
思いのまま、感じたままに好き勝手書かせて頂きましたが、長承寺区の皆さんからも『ナンボでも書いたってや~』と温かく寛大な言葉に励まされたこと、この場を借りて、深くお礼申し上げます。
 
そして新調だんじりを送り出した泉谷工務店様、木彫前田工房様、ならびに長承寺区の益々のご発展とご繁栄を祈念いたします。
 
 
まだまだ書ききれてないところが多々ありますが、一旦これにて完了と致します。
 
 
ここまで読んでくださった、全ての皆様
 
ありがとうございました!
 
 
 
 
 
 
 
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高師濱だんじり購入入魂式

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平成二十六年五月十八日
春木は大国町にて曳行されていただんじりが、岸和田の大下工務店の手により化粧直しが行われ、ここ高石市は高師濱にやってきました。
 
当町の先代は堺市の陶器地区、陶荒田神社に宮入りする山本の先代だんじりを池内工務店を介して購入したもの。

比較的ホイルベースが短く軽いだんじりで、中小型とはいえ岸和田型のだんじりへの変換がされた様です。
 
 
 
こちらも化粧直しされた纏が、新しく迎えただんじりを先導していきます。
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神社のすぐ浜手が高師濱。
脇道を抜け、あっという間に神社へ到着です☆
 
 
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やっぱりだんじりには晴天が似合います!
出発から角をみっつ曲がれば鳥居前。
 
 
神主さんが来て祓い清め。
神事としては、新車をお祓いして戴くパターンと同じ流れで行われた様です。
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無事故を祈願し、穢れが祓われます。
 
 
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音に聞く 高師の浜の あだ波は
     かけじや袖の ぬれもこそすれ
 

 
この百人一首にもある祐子内親王家紀伊の句は有名ですね!
 
噂に高い、高師の浜にむなしく寄せ返す波には、かからないようにしておきましょう。
袖が濡れては大変ですからね。

(浮気者だと噂に高い、あなたの言葉なぞ、心にかけずにおきましょう。
後で涙にくれて袖を濡らしてはいけませんから)
 
実はこれ、中納言俊忠から送られた歌への返歌やそうです。
 
 
人しれぬ 思ひありその浦風に 
     波のよるこそ いはまほしけれ
 
私は人知れず想いを寄せています。
有磯の荒い浦風に波が寄せるように、夜になったらこの想いを
打ち明けたいものです。
 
 
見事、ばっさり切り捨てられる歌やったんですね(笑)
 
 
脱線しましたが(^_^;)。。
 
 
滞りなくお祓いが済まされ、お披露目曳行へと神社を後にしました。
 
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コース上の各町が出迎えてくれてます。
 
 
そしてこのお披露目曳行、神社から紀州街道を小高石まで南下し、また四区に戻るまではきっちり子供曳行で練り歩かれました!
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入魂式&お披露目曳行を行うにあたり、何が大切なのかを体現してくれた様な曳行方針ですね☆
地区や町の方々が次々と出迎えたくなるのが、解る気がする場面です。
 
 
そして四区の待機場所にて子供用の綱を離し、パレードコースへと向かいます!
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高石各町の青年団も応援に駆けつけ、盛り上げます!
入魂式ならではの風景ですね☆
 
 
それでは動画で様子をどうぞ♪
 
 
 
気温も高い中、よく曳けてたと思います!
 
コースを周り、帰町するだんじり。
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皆さん、充実した達成感が溢れてます☆
 
 
無事、帰町しました!
『おっしゃー、集まって写真撮るぞ~!』って声を掛けると、曳き手がだんじり前まで集まってきました♪
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ええ町やろっ!って云わんばかりの、ええ顔したオトコマエですね☆
 
 
 
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号令一下、このまとまり!
これが高石、高師濱。
 
 
あとは小さな子供達も綱を持って町内曳行です。
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やりまわしを見に来るギャラリーが大挙して集まる前から、またそのギャラリーも一気に減り、パレードコースから外れて町内曳行になってからも、近隣の方々や町会の代表の方、それに青年団と、常に温かな歓迎と出迎えが続いたお披露目曳行。
 
 
購入にあたり、寄付を戴いた皆さんに対しての本当のお披露目が行われてました。
 
 
最後にだんじりについて少々。。
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昭和5年、泉佐野市日根野西出が新調
春木旭町~春木大国町を経て、当町購入。

大工:山内安太郎
彫師:田沼征信

今は三手先八段の切妻型ですが、新調時は二手先五段で六尺ちょっとの屋根が乗った様な小型だんじりの名残りがあります。
 
大安の屋号で呼ばれた山内安太郎のだんじりとしては、貝塚市地蔵堂先代、堺市現楢葉、泉大津市池浦先代、岸和田市池尻先代と、よく似ただんじりが並びます。
代表作であろうだんじりは中北町先々代(箕土路町先代)、同町三先代(幸町先代)。

新調時の松良及び懸魚は春木旭町購入時に取り替えられ、岸和田市大澤町先代だんじりに転用されていると思われます。
 
 
 
高師濱関係者の皆様、この度は誠におめでとうございます!
 
町の素晴らしさは、お披露目曳行を通じて感じる事ができました。
これからも末永く、この新しいだんじりとともに繁栄されることを祈念致します。
 
 
 
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八田南之町 泉州物語に掲載!

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長承寺新調だんじりに刺激され、何気にブログ更新を再開してるひろたみです。
 

もう皆さん、手にされた方もいらっしゃるかと思いますが、ここ泉州地方に於いて月間3万5千の発行部数を誇る、泉州物語(旧Tomotos)の6・7月合併号にわが町、八田南之町を特集して戴きました☆
 
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手前味噌記事ですが、宜しくお願いします。
 
 
3月のある日、日頃お世話になってます佐野の大物経営者N氏より、掲載せーへんか?とのオファーを頂きました。
 
さっそく町に問合わせたところ、返ってきた答えが『やっときたか~☆』って感じで、待ちわびていた様子(笑)

二つ返事で了承を得て、段取りを行ってました。
 
 
 
 
じゃあ今週でも寄ろか~で集まったメンバーは自町でも相当“好っきな”面々!
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編集部のF氏を交えての打ち合わせには、既に原稿の草案も準備されてました。
いつかあるやろ~と思い数年前から準備していたとか(笑)
恐れ入ります(^_^;)。。
 
そんなこんなで話しも早く、小一時間程で終了したという、我が処ながら気持ち悪い村です(笑)
 
 
表紙には自慢の見送り周辺の写真を掲載!
 
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載せて戴きたいモノやコトが沢山あったのですが、記念誌を購入くださった方に失礼のない様に、抑えるところは抑えた掲載内容となってますm(_ _)m
 
 
 
 
読者プレゼントの準備もあったのですが、準備したタオルが余りにもショボくて、急遽パンフレットと抱き合わせにして何とか(汗)
 
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結局、新調記念DVD×3本に新調記念誌1冊という、豪華プレゼントとなってます☆
奮ってご応募くださいます様、お願いいたします。
 
 
発行にあたり、声を掛けてくださったNさん、色々な無理を聞いてくださった編集部のFさんをはじめ、写真の提供など多くの方々のご協力を頂き、完成いたしました!
 
町にとっても、良い記念となりそうです☆
 
ネット上ではありますが、お礼申し上げたいと思います。
 
ありがとうございました!
 
 
 
 
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だんじり売却案内(堺市八田荘地区 毛穴町だんじり)

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大変ご無沙汰しております。
長らく放置状態の中、自町の祭礼にも触れずにブログを更新したいと思います。
 
 
 
表題にあります様に、堺市は八田荘地区で曳行されてます毛穴(けな)町のだんじりが平成29年の新調に伴い、現だんじりの売却先を探しています。
 
そしてこの売却に伴い、良いご縁を求めて見学会が開催される事になりました!
 
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日時:11月9日(日)9時~11時
場所:毛穴町だんじり小屋(堺市中区毛穴町678
 
毛穴町だんじり小屋と会館に隣接する“田の池公園”を駐車場として開放してくださるそうです☆
更に寸法図及び図柄表も配布予定!
 
 
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毛穴町だんじり
制作 : 昭和58年(1983年)
大工 : 池内福治郎
彫師 : 中山慶春・十場裕次郎ほか
 
主な彫物
正面土呂幕:川中島の合戦
見送り:大阪夏の陣
 
来歴
昭和61年改作:池内工務店
枡組、枡合、松良、見送り等取替え
平成13年、19年修理:大下工務店
柱等取替え
横転事故1回(平成24年)、死亡事故なし
 
現寸法
台長:3730mm、台内幅:1145mm、鳥衾高さ:3730mm、大屋根幅:2410mm
 
 
売却詳細
譲渡予定の物品は下記参照
・本体(番号持ち除く)
・鳴物一式(大小太鼓、鉦)
・飾り一式(金縄、御祭礼旗、赤引幕)
・提灯一式(アングル、配線)
・後梃子一式(予備もう一本)
・カバー一式(小屋根)
・曳き綱1本
・足回りブレーキ予備品一式(芯金、前1本(アザ調整付き)、後ろ2本、置きゴマ用2本、ドビ前4丁、後ろ4丁、ブレーキドラム4丁、ブレーキバンド3本)
・置き駒4本
・引渡し時期 : 平成28年度の祭礼終了後、昇魂式を行い譲渡。

※上記搬送は全て購入側が負担の事。

大屋根カバーは町紋がプリントされてるんで省かれてます。
電球は100vパルック、発電機専用です。
 
総額についてはここには書きませんが、今現在当町で使用されている上記のフルセットが全てコミコミで譲って頂ける金額とは思えないお買い得物件となってる印象です。
 
それに今、巷で売りに出されてるだんじりの中では格段に新しい!
昭和58年制作なので、購入町では新調34年目で最初の祭りを迎える事になります。
 
 
 
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尚、当日は隣の地区にてだんじりイベントもある様です。
こちらは10時開始との事なので、その前にでも立ち寄って下されば幸いです。
 
 
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良いご縁があることを願い、お知らせ申し上げます。
 
 
 
 
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【至急】お詫びとお知らせ

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毛穴町だんじり見学会 延期のお知らせ
 
 
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先日、お知らせいたしました毛穴町だんじり見学会について、
会場と予定してました毛穴会館にてお葬式が行われる事となりました。
 
つきましては急ではございますが見学会を延期したく、お知らせ申し上げます。
 
なお変更日程は関係者にて調整のうえ、改めて告知させて頂きます。
 
 
各位ご迷惑をお掛けいたしますが、宜しくお願いいたします。
 
 
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伴林だんじり(藤井寺東地区連合)

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皆さん大変ご無沙汰しております。
早よ更新せーや…とか、見てるで~!けど、いっこも更新せーへんなぁ。。
と、放置状態にも関わらず御期待の声にプレッシャーを感じつつ、やっと新ネタ?のご披露となりました。
ブログ勘?みたいなのも鈍りまくっているので、細かいところは気になさらず、シレ~っと流してくだされば幸いでございます。
前置きはそこそこに、このひろたみくんブログ10周年記念に向けての復活第一弾!(笑)
表題にあります、藤井寺市は伴林のだんじりについて、レポしていきたいと思います☆

知る人ぞ知る、この岸和田型だんじり。
いつも参考にさせて頂いてますいわねえさんの悉皆調査を見ていて気になってました。
そこにはこうあります。
以下、引用↓


地車=岸和田型。
2代目。大工、彫師等は不詳。長さ5m。幅2、2m。高さ3、25m。
  
 昭和16年(1941)に地車買戻同志會の立ち上げにより、岸和田方面で曳かれていたと思われる地車を大阪市の個人が所有しておりこれを 1100円で購入し、同年5/26の本殿遷座祭に併わせ初曳行する。
 また地車買戻一件記録同志會記録によると先代を買い戻しに新町に行くと、既に貝塚に売られていた。
買戻し金額は先方が5000円以上と言うので断念し、同じ貝塚の某町より購入と云われる。
昭和60年頃に曳行復活。以前は道明寺天満宮まで宮入りしたという。
平成7年、修復する。


なかなか曰くつき?これだけで、多くの方の思いが詰まった感がバシバシと伝わってきますね☆
そんな話しをしていたら、同じ藤井寺市の道明寺にいらっしゃるマニアさん方が貴重な見学の機会を設けてくださりました!
字ぃばっかり書いてても仕方無いので、写真を交えてご覧ください(笑)

伴林氏神社(ともはやしのうじのじんじゃ)の境内に小屋があります。
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小屋開けの予定があるとのことでしたが、わざわざ開けてくださったような。。

到着すると町の方々は神社で神事の最中。
氏神様を非常に大切にされている様子が見て取れました。
この伴林氏神社については次回、報告させていただきたいと思います。


間近で見れた伴林のだんじり!
一部、上だんじり風に改修されてますが、完全な岸和田型です☆

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台木は取り替えられてましたが、曳綱環は2個のまま。
新調当時のものと思われます。

大きな獅噛と懸魚も新しいものですが、泉州の彫師さんの作品ではないようです。
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平成7年に植山工務店にて修理が行われたそうで、その際に台木のほか大小の屋根周りに柱、勾欄等が取り替えられています。


出処の不明なだんじりとのことで、ある程度の可能性を絞っていたのですが、東出小路の先々代が獅噛の付いただんじりやったという話しもあったので、最有力として目ぼしを付けていました…


ところが購入時の古い写真では鳥襖が付いています。
この平成7年の修理にて鬼板を獅噛に変更されたそうで、自分の思い込みはこの写真で砕け散りました(笑)


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古いだんじりに組物を積み足して大きく改修しただんじりが多い中、二手先四段の切妻造りは新調時の面影を残す貴重な存在ですね☆


自町先代だんじりも池内工務店にて新調した時、古い部材を使って完成させたので、高松系のこの彫り物に懐かしさを感じてました。

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枡組枡合の芯板となる部材は分割タイプ。
横槌しか中まで抜けてきてませんね…(^_^;)。。


大きな獅噛を並べてみると、なかなかの迫力!
小屋根も切妻造りですね~☆
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小型ということもあるのか、逆背(葺地の傾斜)をあまり付けずに細工されてます。


小屋根も二手先四段。
平の枡合が非常に狭い!
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台輪は取り替えられてますが、摺出鼻の上部にカラクリ細工の跡はありませんでした。
この部材も古かったので、恐らくは新調当時のものかと思われます。

合戦もの…というだけで、題材まで推測し難い彫刻です。
しかし合戦ものの武者彫刻ですから、明治期以降のだんじりとなりますね☆
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腰回りは土呂幕・連子・縁葛の三段。
古い松良受けに載る古い松良は新調当初のものと見て良いでしょう。
造りはシンプルですが、縁板の下に水板もあります。
これで制作年代が、グッと近づいてきました☆

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松良受けは阿吽の獅子でした。

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獅子の開けた口がノコの切り込みそのままに近い細工。
ケヤキの固さと格闘する、当時の職人さんの汗を垣間見たりしてます。



後ろに回って小屋根周り。
居合わせたマニアさん方の見解では、この懸魚の龍も泉州の職人さんの彫りではないとのことでした。
平成7年に取り替えられた部材です。

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見送り下は大きな水板と縁葛の二段。
半松良は芯に柱を立てた持送り。
これは高石七区(北村)から八区(大工村)へ売却された、現橋本市紀見のだんじりが同じ造りとなってます。
違いといえば、こちらには大脇が有ります☆


彫り物の一部。
高松系なのですが、特定できるほど目利きではございません(笑)
しかし彫刻は紀見と少し違いますね。
以前、和泉市黒鳥町のお好み焼き屋さんに置いていた春木戎の先代、現黒鳥町辻小路の先代に似た感じがしました。
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岸和田市小倉先代、現堺市中区の八田西町にも似ている気がします☆

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冒頭、いわねえさんの悉皆調査引用にもある様に、貝塚で曳かれていただんじりを昭和16年に購入されたそうですが、ここ伴林では大正中頃にそれまで曳いていただんじりを50円足らずで売却していたそうです。

当時のここ伴林氏神社は教育勅語にも登場する道臣命(みちのおみのみこと)を祀る全国唯一の神社だと判明し、国を挙げて西の靖国神社としようという動きが始まった時代。

その由緒ある神社の神賑わい行事として恥ずかしくないものを…との思いから、だんじりを買い戻す事になったそうです。

捜索隊を組織して二十数年前の記憶を頼りに探し回った結果、売却先の西浦新町(現羽曳野市)では小屋しか残っておらず、やっとの思いで発見するも修理もされていて、本来は1万円のところを5千円以上で…と言われたそうな。
(因みに岸和田大手町は昭和15年に6600円で新調といわれてます)

とても手が出るはずもなく途方に暮れていた捜索隊が見つけたのがこのだんじり。
1500円までのものとして葛の葉と貝塚で候補を挙げ、この思いに同情くださったスポンサーのおかげで、この貝塚の方を1100円で購入されたそうです。

貝塚…としか記述がないので今となっては不明ですが、購入額(売却額)壱阡壱佰圓也の記載が貝塚のどこかに残っていないでしょうかね~


将来の者も旧来の悪習を一掃し真に現在自粛の念を
以て保管され再び賣ることなき
様堅く堅く一同祈念するものなり
曳き方及諸費用等心せられて神に仕える神賑行事として村の続く限り永久に維持せられん事を望む


ー地車買戻一件記録同志会よりー

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先人の思いを継承し、中断していただんじり曳行も昭和60年頃に復活。
平成7年には大修理を行い、上だんじり風に改修。


そして祭りの盛り上がりは留まらず、平成28年には新調だんじり完成の予定で、完全な上だんじりだそうです。
現だんじりも嫁ぎ先が既に決まっている様な話しも耳にしました。

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伴林の皆様をはじめ多くの方々の協力のもと、貴重なだんじりを拝見させていただきました。
知識乏しく、明確な結論が出せないままではありましたが、代々継承されただんじりに対する想いと神様に対する畏敬の念を強く感じさせる地区でした。

だんじり新調を機に、これからの益々の発展を願いまして見学のお礼とさせていただきます。

ありがとうございました。



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LINE スタンプ

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久々のブログ更新にも関わらず、多くの方にごらんいただきまして、ありがとうございました。
調子に乗って、また投稿したいと思います(*^_^*)。。

先日、いつもお世話になってます泉佐野市の同級生N氏から、スタンプできたよ~と、LINEが入りました。

LINE って何?…って方は、こちらを参照願います。

以前より構想・着手されてたそれが、やっと日の目を見れた様で、このひろたみにもプレゼントしてくださいました。

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面白いでしょ~ヽ(^o^)丿

だんじり好きの多くの方々に是非とも知っていただこうかと思い、紹介させていただきます。

以下、N氏のfacebookより


ついに・・・
 やっと・・・
LINEの似顔絵だんじりスタンプ承認されました!!
 構想から苦節約1年。(まあ、仕事の合間を見てやってたからやけど(笑))
 一部がなかなか承認されず、承認されない理由を質問しても全く返答をくれない中、何度も何度もやり直し。。。
とうとう販売OKに!
そして、さっそく本日午後より発売開始しました!!\(^o^)/
あなたの知ってるあの人たちも登場!?
 下にリンク貼っとくんで、みなさんめっちゃ使って下さい!
そして、めっちゃ広めて下さい!シェアして下さい!(笑)
あなたもLINEスタンプになってみたいですか?
なってみたい人は・・・
 どうしましょう?(笑)
ま、まずは見て使って下さいね!^^
 P.S.
 既に販売している熊取町の銘店『ぎょーざやさん』の公式キャラクタースタンプ「餃子のぎょーちゃん」もお忘れなく。(笑)
ダウンロードはこちら↓
https://store.line.me/stickershop/product/1157610/ja



ちなみに本日、7月14日は求人広告の日やそうです(笑)


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ひろたみモデル(^_-)-☆


今や無くてはならないアイテムとなりましたLINE!

そのトークを盛り上げるアイテムとしてだんじりスタンプを活用して、これから迎える祭りシーズンに彩りを添えられてはどうでしょうか。


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皆さん、宜しくお願いします(*^。^*)/


                       

貝塚市太鼓台祭り

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大変ご無沙汰しております。
7月に入り、連日の夏日が続いています。
こまめな水分補給と体調管理を怠らない様、充分にご注意くださいね。


本格的な夏を迎えるこの季節、泉州の祭りの先陣を切って、今年も貝塚市の太鼓台祭りが始まります!

南海本線 貝塚駅の西側で開催され、だんじりで有名な麻生郷地区の曳行コースとは、駅を境に東西に分かれた地域になります。

毎年、海の日の前にあたる土日に開催され、大北町・近木町・中北町・中町・西町・堀之町・南町、計7基の太鼓台が感田神社へ宮入りします。


実は去年、南町の太鼓に初めて参加させていただき、熱い男の祭りにすっかりはまってしまいました。
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今年も7月3日(今日!)の午後に試験担ぎが行われる予定。

ひろたみは自町のだんじり子供イベントと重なったため、本番のみの参加となりますが、貝塚祭りに参加される皆さん、暑い中ですが頑張ってください!と、応援のエールを送る気持ちでアップしていきたいと思います。

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夏祭りはとにかく暑いイメージがありますが、写真にもあります様に水桶の氷水を頭からかぶり、それを飲みながら担ぐので大丈夫でした。
でも後から聞くと、暑さも例年に比べてマシやったそうです(笑)
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さすが重い太鼓を担ぎ続けてきている男達の集まりです。
ひろたみの太ももぐらいありそうな上腕に肩のこぶは当たり前の世界…(^_^;)

本体です。
動き出したら一切目に入らない(笑)精巧な細工の数々。
総割付の化粧垂木に開さんの秀作!
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土日とも13時~22時で行われ、前へ前へと非常に推進力のある威勢のいい運行です☆
どぉーん、どぉーん、どぉーんと、みっつの太鼓に合わせてグイグイ押し上げていきます。

日曜午後の宮入り風景、このあと担ぎ合いです。
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夜は普通にアングルに並べた提灯を取り付け、大型のバッテリーも4個積み込んでます。
これを担ぎ上げるんやでなぁ…と、心が一瞬折れそうになりました(笑)
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肩に食い込む重さに負けん様に、担ぎ合います☆
初参戦ということで、去年は心が折れないための気持ちの準備を整えて参加しましたが、予想以上にドMな祭りでした(^_^;)。。


今年も事故なく無事に試験担ぎを終えられることをお祈り申し上げますとともに、また本番には微力ながらその助けになれる様、頑張りたいと思います。

最後に去年の最後、若頭会長さんの「来年はもっとええ祭りにできるように!」の動画を貼って、終わります。


貝塚南の皆様、貝塚太鼓に参加される皆様、本年も宜しくお願いいたします。



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謹賀新年!

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新年明けましておめでとうございます!

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放置ブログにもかかわらず、ちょくちょくと覗いてくださり大変嬉しく思ってます。

皆様方におかれましても幸多き年となります様、心より祈念いたします。

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簡単ではございますが、新年のご挨拶とさせていただきます。

どうぞ今年も変わらず、宜しくお願い申し上げます。


             平成二十九年 元旦
                  辻中 ひろたみ

恒例の!

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第65回目を迎える八田荘駅伝大会が、1月8日(日)に行われる予定です。
八田南之町はだんじりを出して応援しています。

過去記事(さぁ、頑張っていきましょう!)

ひろたみは一般女子の最後尾を自転車で追いかけてるので、小屋前には居ませんが…(^_^;)

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自慢のだんじりをゆっくり見てくださればと思います(^^)

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枡合右面:神功皇后 三韓征伐

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枡合左面:大國主命 國譲り

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正面腰回り
縁葛:富士の巻狩り 頼朝本陣、大連子:壇ノ浦の戦い 義経八艘跳び、小連子:大江山 酒宴の場、土呂幕:元寇 宗助國奮戦

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正面土呂幕アップ(蒙古軍対馬襲撃)

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小連子:大江山アップ
血の衣を洗う女人、神便鬼毒酒を呑ませる、神便鬼毒酒を注ぐ

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脇障子物見:(左)蝦蟇仙人・(右)鉄拐仙人

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見送り虹梁:(左)北条時宗 蒙古使者と謁見、(右)竹崎季長 安達泰盛より馬を賜る

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見送り:元寇 蒙古副将 劉復亨を振り向きざまに射抜く少弐景資、炸裂するてつはう

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小屋根枡合右面:仁田四郎 富士の人穴に入る
松良左:天乃巌戸(猿田彦)
大脇右:文永の役(楽団を率いる蒙古軍)


…と、手元の写真でざっくり紹介してみました(笑)

今年もひろたみ両親が善哉を準備していますので、お気軽にお立ち寄りくださいね☆

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貝塚市木島地区 清児のだんじり

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まだまだ寒い日が続きますね~
先日、板原村の館長様より「だんじり見せてもらえるんやけど行けへん?」と、嬉しいお誘い!
さらには網なしってことで、朝から車を走らせ貝塚市へと向かいました。

張り切りすぎたのか早めに到着。
小屋は開いてるけど、数名の方だけで掃除をされている様で…
小心者の自分は声を掛けれず(笑)、暫く付近を散策することにしました。

二十数年前、水間さんで数年お世話になってた頃、年に一度だけ清児まで下りて行くロングランの曳行を思い出しながら。

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有名な天平時代の大僧正行基の逸話、弁財天に仕える十六童子の化身が現れ、そのもてなしと案内に感激した行基の「なんと清らかな稚児達よ!」との称賛より、町名が清稚児(せいちご)→清児(せちご)になったとか。

行基様を敬う心から、町には行(ゆき)さんが多いと聞いていましたが、なるほど確かに!あちこちに表札が掲げられています。
行基菩薩の足跡が色濃く残る、古くからの町並みが持つ雰囲気を楽しんでました。


駅の無い地区の自分からすると羨ましい電車が停まる町、清児。
だんじり小屋は駅前大通り沿いにあるので、清児駅へも足を延ばしてみました。

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駅の反対(西)側にはサンシティ貝塚のマンション群が建ち並んでます。
幻の分岐延長計画(紀泉鉄道)が実行されていたら、環境は全く違ったものになっていたでしょうね~



もう少し我慢すれば寒さも和らいでくることでしょう。
ブラタモリっぽく(笑)その痕跡を辿ってみるのも面白いかと思うので、ご紹介しておきます。


清児町内をブラタミしてるうちに、やっと板原館長と上村のMナリ君が到着!
長い前置きはこのぐらいにして、いよいよだんじりの登場です☆

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【清児だんじり】
  大工棟梁:岩出秀吉師
 彫刻責任者:石田範治師
当町にて昭和22年新調
四手先で組まれた入母屋のだんじりです。

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兄弟だんじりと云われる同市堀町先代だんじりと確かに瓜二つですね☆
獏の横槌や隅出すの雰囲気、枡合側の真横へ出た尾垂木が特徴的です。

枡合を見てみましょう。
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主正面枡合:天岩戸

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主左枡合:弁慶と牛若丸、五条大橋の出会い。

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主右枡合:鶴岡八幡宮にて源実朝暗殺

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主後枡合:新田義貞鎌倉攻め、稲村ケ宝刀流し

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主後木鼻(阿吽)
新調当初より、柱を四~五寸伸ばされているようですね~。

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右側(平の姿見)
網なしどころか梯子まで外されてます♡

脇障子から後の縁板は長さも充分!
大きく存在感のある彫り物が目を惹きます。

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正面土呂幕:川中島の合戦、龍虎相討つ

新調から約70年、木の状態がとても良いです!
大切にされてきたのが伝わってきますね~

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左平の腰回り
彫り物に関して言えば、岸和田の中町を見本にした様に作事された堀町先代に対して、こちらは同市筋海町と上町を見本に…といった感じでしょうか。

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左土呂幕の加藤清正、かなりの出来栄えでした!

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この後ろ姿!最高です☆

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見送り内部にも、いい作品が状態良く残ってました。

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見送り:大坂夏の陣

町の方より“このだんじりの彫刻題材について判らないところを探っていきましょう”というお誘いを受けたそうで、大変勉強になる見学会でした。

そんな中、個人的に気になって仕方なく、考えても解らないので図にしてみた箇所があります(笑)

彫り物ではなく、大工仕事の部分なんですが…

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組物に注目してみてください!
四手先八段ですね~


続いて平から…

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…三手先八段?

非常に複雑な組み方になってますね☆
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これを図に表すと…


妻(正面から向かって右)の組物

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平(だんじり正面から向かって右側)前の組物
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※巻斗と実肘木、隅出す横槌は省いてます。
 ×は尾垂木、◎は実肘木

実際に目にしながら、またPCで書き表しながらも、あれ?あれ?の連続(笑)

子供の頃、爺さんに三角地に建てた家の軒先の合わせ方や、扇垂木の掛け方を聞いてちんぷんかんぷんやったのを思い出しました(笑)

組物フェチを自称される方も多いので、ご教授いただければと思います。



それにしても特徴的で保存状態も良く、素晴らしいだんじりです。
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戦後間もない頃、岸和田中町の先代を売却してこのだんじりを新調した町。
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岸和田市の八阪町と並んでの戦後初のだんじり新調は、周囲の町だけでなくだんじり製作に携わる職人さん方にも多大な勇気と希望を与える出来事やったと思います。


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それに加え、清児という町の奥深いこと!
古くは行基様から水間鉄道まで、これを機に様々な歴史を知ることができました。


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だんじり本体のレポが中途半端で終わってしまいますが、なにぶん久々の更新。

“男子三日会わざれば刮目して見よ”というわけにはいかず…

衰える一方ではありますが、また折を見てはアップしていきますので、ご容赦願います。



飛び入りゲストにも関わらずお相手くださった清児の皆様、拙い記事ではありますが、自分なりの木島清児旅行を表現してみました。

また今年も安全曳行で祭りを無事終えられることを祈念しまして、見学のお礼とさせていただきます。


ありがとうございました!



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高師濱だんじり購入入魂式

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平成二十六年五月十八日
春木は大国町にて曳行されていただんじりが、岸和田の大下工務店の手により化粧直しが行われ、ここ高石市は高師濱にやってきました。
 
当町の先代は堺市の陶器地区、陶荒田神社に宮入りする山本の先代だんじりを池内工務店を介して購入したもの。

比較的ホイルベースが短く軽いだんじりで、中小型とはいえ岸和田型のだんじりへの変換がされた様です。
 
 
 
こちらも化粧直しされた纏が、新しく迎えただんじりを先導していきます。
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神社のすぐ浜手が高師濱。
脇道を抜け、あっという間に神社へ到着です☆
 
 
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やっぱりだんじりには晴天が似合います!
出発から角をみっつ曲がれば鳥居前。
 
 
神主さんが来て祓い清め。
神事としては、新車をお祓いして戴くパターンと同じ流れで行われた様です。
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無事故を祈願し、穢れが祓われます。
 
 
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音に聞く 高師の浜の あだ波は
     かけじや袖の ぬれもこそすれ
 

 
この百人一首にもある祐子内親王家紀伊の句は有名ですね!
 
噂に高い、高師の浜にむなしく寄せ返す波には、かからないようにしておきましょう。
袖が濡れては大変ですからね。

(浮気者だと噂に高い、あなたの言葉なぞ、心にかけずにおきましょう。
後で涙にくれて袖を濡らしてはいけませんから)
 
実はこれ、中納言俊忠から送られた歌への返歌やそうです。
 
 
人しれぬ 思ひありその浦風に 
     波のよるこそ いはまほしけれ
 
私は人知れず想いを寄せています。
有磯の荒い浦風に波が寄せるように、夜になったらこの想いを
打ち明けたいものです。
 
 
見事、ばっさり切り捨てられる歌やったんですね(笑)
 
 
脱線しましたが(^_^;)。。
 
 
滞りなくお祓いが済まされ、お披露目曳行へと神社を後にしました。
 
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コース上の各町が出迎えてくれてます。
 
 
そしてこのお披露目曳行、神社から紀州街道を小高石まで南下し、また四区に戻るまではきっちり子供曳行で練り歩かれました!
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入魂式&お披露目曳行を行うにあたり、何が大切なのかを体現してくれた様な曳行方針ですね☆
地区や町の方々が次々と出迎えたくなるのが、解る気がする場面です。
 
 
そして四区の待機場所にて子供用の綱を離し、パレードコースへと向かいます!
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高石各町の青年団も応援に駆けつけ、盛り上げます!
入魂式ならではの風景ですね☆
 
 
それでは動画で様子をどうぞ♪
 
 
 
気温も高い中、よく曳けてたと思います!
 
コースを周り、帰町するだんじり。
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皆さん、充実した達成感が溢れてます☆
 
 
無事、帰町しました!
『おっしゃー、集まって写真撮るぞ~!』って声を掛けると、曳き手がだんじり前まで集まってきました♪
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ええ町やろっ!って云わんばかりの、ええ顔したオトコマエですね☆
 
 
 
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号令一下、このまとまり!
これが高石、高師濱。
 
 
あとは小さな子供達も綱を持って町内曳行です。
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やりまわしを見に来るギャラリーが大挙して集まる前から、またそのギャラリーも一気に減り、パレードコースから外れて町内曳行になってからも、近隣の方々や町会の代表の方、それに青年団と、常に温かな歓迎と出迎えが続いたお披露目曳行。
 
 
購入にあたり、寄付を戴いた皆さんに対しての本当のお披露目が行われてました。
 
 
最後にだんじりについて少々。。
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昭和5年、泉佐野市日根野西出が新調
春木旭町~春木大国町を経て、当町購入。

大工:山内安太郎
彫師:田沼征信

今は三手先八段の切妻型ですが、新調時は二手先五段で六尺ちょっとの屋根が乗った様な小型だんじりの名残りがあります。
 
大安の屋号で呼ばれた山内安太郎のだんじりとしては、貝塚市地蔵堂先代、堺市現楢葉、泉大津市池浦先代、岸和田市池尻先代と、よく似ただんじりが並びます。
代表作であろうだんじりは中北町先々代(箕土路町先代)、同町三先代(幸町先代)。

新調時の松良及び懸魚は春木旭町購入時に取り替えられ、岸和田市大澤町先代だんじりに転用されていると思われます。
 
 
 
高師濱関係者の皆様、この度は誠におめでとうございます!
 
町の素晴らしさは、お披露目曳行を通じて感じる事ができました。
これからも末永く、この新しいだんじりとともに繁栄されることを祈念致します。
 
 
 
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八田南之町 泉州物語に掲載!

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長承寺新調だんじりに刺激され、何気にブログ更新を再開してるひろたみです。
 

もう皆さん、手にされた方もいらっしゃるかと思いますが、ここ泉州地方に於いて月間3万5千の発行部数を誇る、泉州物語(旧Tomotos)の6・7月合併号にわが町、八田南之町を特集して戴きました☆
 
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手前味噌記事ですが、宜しくお願いします。
 
 
3月のある日、日頃お世話になってます佐野の大物経営者N氏より、掲載せーへんか?とのオファーを頂きました。
 
さっそく町に問合わせたところ、返ってきた答えが『やっときたか~☆』って感じで、待ちわびていた様子(笑)

二つ返事で了承を得て、段取りを行ってました。
 
 
 
 
じゃあ今週でも寄ろか~で集まったメンバーは自町でも相当“好っきな”面々!
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編集部のF氏を交えての打ち合わせには、既に原稿の草案も準備されてました。
いつかあるやろ~と思い数年前から準備していたとか(笑)
恐れ入ります(^_^;)。。
 
そんなこんなで話しも早く、小一時間程で終了したという、我が処ながら気持ち悪い村です(笑)
 
 
表紙には自慢の見送り周辺の写真を掲載!
 
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載せて戴きたいモノやコトが沢山あったのですが、記念誌を購入くださった方に失礼のない様に、抑えるところは抑えた掲載内容となってますm(_ _)m
 
 
 
 
読者プレゼントの準備もあったのですが、準備したタオルが余りにもショボくて、急遽パンフレットと抱き合わせにして何とか(汗)
 
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結局、新調記念DVD×3本に新調記念誌1冊という、豪華プレゼントとなってます☆
奮ってご応募くださいます様、お願いいたします。
 
 
発行にあたり、声を掛けてくださったNさん、色々な無理を聞いてくださった編集部のFさんをはじめ、写真の提供など多くの方々のご協力を頂き、完成いたしました!
 
町にとっても、良い記念となりそうです☆
 
ネット上ではありますが、お礼申し上げたいと思います。
 
ありがとうございました!
 
 
 
 
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だんじり売却案内(堺市八田荘地区 毛穴町だんじり)

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大変ご無沙汰しております。
長らく放置状態の中、自町の祭礼にも触れずにブログを更新したいと思います。
 
 
 
表題にあります様に、堺市は八田荘地区で曳行されてます毛穴(けな)町のだんじりが平成29年の新調に伴い、現だんじりの売却先を探しています。
 
そしてこの売却に伴い、良いご縁を求めて見学会が開催される事になりました!
 
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日時:11月9日(日)9時~11時
場所:毛穴町だんじり小屋(堺市中区毛穴町678
 
毛穴町だんじり小屋と会館に隣接する“田の池公園”を駐車場として開放してくださるそうです☆
更に寸法図及び図柄表も配布予定!
 
 
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毛穴町だんじり
制作 : 昭和58年(1983年)
大工 : 池内福治郎
彫師 : 中山慶春・十場裕次郎ほか
 
主な彫物
正面土呂幕:川中島の合戦
見送り:大阪夏の陣
 
来歴
昭和61年改作:池内工務店
枡組、枡合、松良、見送り等取替え
平成13年、19年修理:大下工務店
柱等取替え
横転事故1回(平成24年)、死亡事故なし
 
現寸法
台長:3730mm、台内幅:1145mm、鳥衾高さ:3730mm、大屋根幅:2410mm
 
 
売却詳細
譲渡予定の物品は下記参照
・本体(番号持ち除く)
・鳴物一式(大小太鼓、鉦)
・飾り一式(金縄、御祭礼旗、赤引幕)
・提灯一式(アングル、配線)
・後梃子一式(予備もう一本)
・カバー一式(小屋根)
・曳き綱1本
・足回りブレーキ予備品一式(芯金、前1本(アザ調整付き)、後ろ2本、置きゴマ用2本、ドビ前4丁、後ろ4丁、ブレーキドラム4丁、ブレーキバンド3本)
・置き駒4本
・引渡し時期 : 平成28年度の祭礼終了後、昇魂式を行い譲渡。

※上記搬送は全て購入側が負担の事。

大屋根カバーは町紋がプリントされてるんで省かれてます。
電球は100vパルック、発電機専用です。
 
総額についてはここには書きませんが、今現在当町で使用されている上記のフルセットが全てコミコミで譲って頂ける金額とは思えないお買い得物件となってる印象です。
 
それに今、巷で売りに出されてるだんじりの中では格段に新しい!
昭和58年制作なので、購入町では新調34年目で最初の祭りを迎える事になります。
 
 
 
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尚、当日は隣の地区にてだんじりイベントもある様です。
こちらは10時開始との事なので、その前にでも立ち寄って下されば幸いです。
 
 
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良いご縁があることを願い、お知らせ申し上げます。
 
 
 
 
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